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地方のタクシー運転手です。コロナ禍で人流が減った問題はありますが、今やタクシー業界は疲弊しており、お客を取り合っています。かつてウーバータクシーが参入してきた頃はこの先どうなるかと懸念しましたが、参入障壁が高いことがわかると、自然とウーバーイーツへとシフトしていきました。その代わり、地方では白タクが横行。これを国にきちんと整理整頓してほしいのです。
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小泉純一郎政権時代、タクシーの規制が緩和され、台数増加の弊害が起きました。そんな問題が続く中、ウーバータクシーが海外から参入。業界はさらに悲鳴を上げました。とはいえ、ウーバーは規制の壁を越えられず、ウーバーイーツを主戦場に。ホッとしたのも束の間、新型コロナ時代へと突入です。
現在、タクシー業界はコロナ前に比べると、30~40%まで利用者が減ったそうです。主な利用者である外国人観光客が消えてしまったのは大打撃。国土交通省はそんな業界を救うべく、昨年からタクシーが飲食店の料理を運べるよう、特例として許可を出しました。今度はタクシー業界がウーバーイーツへ挑戦状を叩きつけた形です。道路運送法ではタクシーをあくまで移動手段と位置づけ、意地でも貨物輸送を認めてこなかったのに、大転換です。
であれば、白タクも認めてあげればいいんです。通常のタクシーの緑色のナンバープレートは、事業用の自動車として国から営業許可をもらっています。それに対して、白色のナンバープレートは個人の自動車を意味するため、営利目的での旅客輸送ができない。つまり、国から営業許可をもらっていない白ナンバーでタクシー営業を行っている車両を白タクと呼んでいるのです。
実は長崎県の五島列島にある五島市は、個人の旅客輸送を認めています。違法行為が五島市だけでは許されるのか、と疑問に思うでしょう。白タクと断じると語弊がありますが、実は国交省は「好意に対する任意の謝礼と認められる場合は有償運送にあたらず、許可が不要」との見解を示しており、五島市はこの点を活用。スマホアプリで出発地と目的地を指定すると近くにいるドライバーがお迎え。乗車距離などを基にアプリ上でガソリン代やシステム利用料を計算して、謝礼を加えた金額が決済される仕組みです。
事前登録したドライバーと乗客をつなぐサービスのようで、ベンチャー企業が五島市で実験的に展開したんだとか。うーん、なんらタクシーと変わらないようなサービス。好意による謝礼を運賃の代わりに払えば違法ではない、ということになりそうですが。
過疎地域や高齢化した地方では、こうしたサービスはもっと必要になっていくでしょう。「ラストワンマイル」という言葉をご存知でしょうか。バスが通っているけれど、家からバス停まではどうやっていくのか。例えばそこを補強するために、例外的に乗車サービスを展開する。正しい線引きが必要ですが、高齢者の足として、タクシー業界の交通整理もできる気がします。高齢者の運転事故問題を減らすためにもどうでしょうか。衆院選後に、国交相に陳情してきます。
宮崎謙介(みやざき・けんすけ)◆1981年生まれ。早稲田大学商学部を卒業後、日本生命などを経て12年に衆院議員に(京都3区)。16年に議員辞職後は、経営コンサルタント、テレビコメンテイターなどで活動。近著に「国会議員を経験して学んだ実生活に即活かせる政治利用の件。」(徳間書店)。
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