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脂っこくて太るイメージが強い豚肉。だが、この豚肉が最近ダイエット食として注目されているという。
かつて“長寿世界一”だった沖縄の人たちの健康を支えていたのが“アグー”で知られる豚肉食だったと言われてきた。その沖縄県民の平均寿命は男性の場合1986年に2位に落ちてから短命化が進み、1990年には第5位。そして2000年には26位にまで下がって、今年はついに30位で、しかも全国平均を下回ってしまった(ちなみに沖縄県民の女性については今年は全国3位)。沖縄では2000年に26位まで下がったことを“26ショック”と呼んでいる。その理由は様々に言われているが“豚肉信仰”も。フードコンサルタントの中川貴子管理栄養士はこう分析する。
「かつて沖縄豚料理を代表する“てびち(豚足を煮込んで柔らかくして、味付けしたもの)”は8時間以上も煮込み、その過程で余分な脂をすくって捨てるので、残るのはゼラチンやコラーゲンだけという健康食として、理にかなっていました。ところが、今はその手間が省かれているんです。また沖縄は戦後すぐから食のアメリカ化が始まり、コンビニ食など食の全国均一化が進んだこともある。結果、高齢者は長命、若年者は短命という2極化現象として現れているんです」
しかしこの手間がダイエット効果に結びつくのだろうか。この疑問に答えてくれるのが、徳州会こくらクリニック(那覇市)の渡辺信幸院長だ。著書や講演でこう力説している。
〈肉(Meat)・卵(Egg)・チーズ(Cheese)のMEC食をたっぷり食べて炭水化物を控える。ひと口30回噛む。この食事法をMEC食と呼ぶがダイエット効果はもちろん、糖尿病・高血圧・脂質異常・うつ病など、さまざまな疾患にも効果がある。そして肉を食べるなら豚がいい〉
その根拠をこう述べている。〈生体の脂質代謝に関与するビタミン様物質にカルニチンというものがある。そしてこれが体内の脂肪の燃焼をサポートしてくれる。カルニチンを多く含む食べ物を摂取すればダイエット効果は高い。豚肉にはカルニチンが鶏肉の7倍含まれているほか、必須脂肪酸のひとつであるアラキドン酸も入っている。アラキドン酸は、血圧や免疫系の機能も調節している〉
前出の中川さんもこう付け加える。
「あるテレビ番組で、100歳以上のお年寄りに1週間で3日以上食べている食べ物は何かと聞いてみると、断然トップが豚肉でした。もちろんみんなスリムです」
この豚肉効果を得る方法だが「どんな料理でもいい」(中川さん)というから嬉しくなる。
(谷川渓)
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